サッカー

中学生の公式戦があったのですが、0-2の完敗でした。
失点したシーンの原因を探すのは簡単です。1点目はコーナーキックからのこぼれ球を押し込まれた形でして、相手に拾われたこぼれ球に対して誰も寄せきれなかったこと、クリアが小さくて相手に拾われてしまったこと、そもそもコーナーになったプレーもスローインに逃げることができたこと、など。また2点目はキーパーのファンブルを押し込まれた形だったのですが、キーパーがキャッチしきれなかったこと、キーパーがキャッチに行く際に相手選手は2人いたのに味方選手はキーパーだけだったこと、簡単にクロスボールを入れさせてしまったこと、など。
いずれも押し込まれた形なので受身に回った試合展開の中健闘はしたのですが、0-2というスコア以上に個々の技量に差はあったと思います。精確なキックができない、トラップができない。体力がない、スピードがない。1度ボールを取られたら取り返しにいけない、1度のプレーで諦めてしまう。
皆夫々一生懸命にプレーはするんです。でも自分が今まさにボールと対峙しているときだけ…サッカーは11人でやるスポーツなので、ボールと対峙している選手1人だけが頑張っていても、残りの10人が休憩していたらいい効果は生まれません。攻守につけ、勿論1番大事なのはボールに対してプレーすることですが、時間の大半はボールと対峙していることがない為、ボールに直に正対していない時に如何にプレーするかということが大事になってきます。その部分をもっと鍛えないといけない。
そして何より問題なのは、半年前まで小学生で素人に近い状態で入ってきた1年生達が、夏ごろから伸びていないと感じられること。中学生のクラブ活動はお遊びじゃないんだよってなところから始めて、ミスしても「いいよいいよ、頑張ってたらいいよ」と少し甘かったのかもしれません。
試合後、チームの中たった1人だけ目を真っ赤にしている新キャプテンを見て、ワシの責任は重いと再確認しました。


高校生は大学生相手に試合でしたが…大学のサッカーグラウンドが改装されて人工芝になってました。凄くきれいな緑色でした。